ダイアン・レインが好き。『最後の初恋』…
久しぶりに、素直に泣ける大人の恋愛映画(DVD)を観ました。
タイトルは『最後の初恋』。ダイアン・レインと、リチャード・ギアが出演。
ノースカロライナの小さな町が舞台。
夫の浮気と娘の反抗期に疲れ果てる一人の女。仕事のトラブルと、息子との関係に悩む一人の男。そんな二人が出会い、たった数日の間に、二人は恋に落ちる。
非常にも、分かれる日はすぐにやってくる。そんな遠く離れた二人の心をつなぐ文通。しばらくぶりの再会に胸躍らせる女。おしゃれをして、ご馳走を作って待ちくたびれた女の前に、現れたのは…。
なんと言っても、ダイアンがキレイ!
実は、昔からこの人が好きでした。決して絶世の美女ではないけど、雰囲気があって、嫌味のない色っぽさがある。40代以上はご存知の方も多いのでは?
これを観た後、ウィキペディアで調べてみると、「あー、そうそう!」と言うことがたくさん。
例えば、この人を好きになった作品が『ストリート・オブ・ファイヤー』だったとか。あの『アウトサイダー』にも出てたな~とか。『トスカーナの休日』観たけど、出てたっけ?とか。出演作を見ると、まだ観てないものもたくさんあるんだーとか。
マックスファクターや銀座ジュエリーマキのCMにも出てましたね。
1965年生まれの52歳。2008年公開のこの作品では、当時43歳ぐらい。今の私よりも上だと思ってた。私が43歳の時なんて(今でさえ)、あんな色気は出しようがありません(笑)。
もう一人のリチャード・ギアも好き。顔がいい!この人も派手な顔立ちじゃないけど、品があって、はにかむ笑顔がステキ。
昔から、「小泉元首相に似てる~」と思ってました(笑)。この人の代表作も好き。『愛と青春の旅立ち』『プリティ・ウーマン』『シカゴ』などなど。正直、プリティ・ウーマン以外はあまり覚えてないので、あらためて観たくなりました。
『最後の初恋』に話を戻します。
大人の恋って、確率的に考えると成就しない方が高いと考えるのは私だけ?
若いと、それだけで障害のないケースも多いですが、ある程度年を重ねるとそうはいかない。
物理的に、どちらか、またはお互いが結婚している可能性も高い。長く生きてしまった分、素直に気持ちのままに進めないことも。精神面でブレーキをかけてしまうことってありませんか?
この映画の場合、大人の恋だけど、いわゆるドロドロした不倫ではありません。「不倫は苦手」と感じる方でも、主演の二人に清潔感さえ感じるので、絶対とは言えませんが、抵抗なく観られると思います。
恥ずかしながら、私は恋なんてもの、しばらくしていません。
これを観て「もう一度初恋も悪くないかな?」なんて思ったりして。
相手次第だけど(笑)。
女って(私って)、好きになったら何でも許せる半面、些細なことで心配しすぎたり。脳みそのほとんどを奪われたんじゃない?って思うぐらい、その人のことで頭が一杯になる。
人を好きになること自体は素晴らしいこと。一方で、切ないことも多い。自分と同じように感じてくれない相手がもどかしく、『なんで分からないの?』って攻めたりすることも少なくない…。
でも、好きと思える人がいることは奇跡!とさえ思う。
私も、死ぬまでにあと1回ぐらいは、こんな『初恋』してみたいな~と思える映画でした。